実業団選手生活の中で９度、日本一に輝いた元ハンドボール日本代表キャプテン・東俊介氏。現役引退後、ハンドボール普及に尽力する中で、ビジネスの力が必要と痛感。現在はコンサルタントを経て、物流企業の取締役と数社の経営顧問を務めている。


――東さん、スポーツの普及にビジネスの力は、どういったことが関わってくるのでしょうか？

スポーツというと、基本的には“勝ち負け”というものが一番クローズアップされがちだと思うんですけど、勝つだけだとスポーツの普及ですとか、お金がまわっていったりしないと思いますので、スポーツ業界のなかに様々なビジネススキル―広報ですとか、マーケティングですとか、集客とか。それを資金に変えるような、ビジネス領域でのスキルを持ったプロフェッショナルが必要だと思いまして。

そのプロフェッショナル人材をシェアリングするサーキュレーションというコンサルタント会社で一度、コンサルタントを務めた後に、企業スポーツとしてハンドボールチームを持っている物流企業の取締役兼、ネオスポーツプロジェクトというチームを運営する立場になって活動しているところです。


【ｔｈｅ　ＳＯＣＩＡＬ　ｇｕｅｓｔより】