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接続水域の潜水艦は中国のものと判明、抗議

2018年1月12日 21:53

11日に沖縄・尖閣諸島沖の接続水域に入った潜水艦について、小野寺防衛相は、中国のものだと判明し、中国政府に改めて抗議したことを明らかにした。

小野寺防衛相「当該潜水艦が中国潜水艦であることを確認しました。さきほど杉山(外務)次官から程永華(駐日中国)大使に対して、厳重に抗議をし、再発防止を強く要請したと承知しています」

小野寺防衛相によると、海上自衛隊の護衛艦が11日、尖閣諸島沖の接続水域に入った潜水艦を追跡したところ、12日午後に、東シナ海の公海上で海上に浮上し、中国の国旗を掲げたという。潜水艦はその後、中国へ向かったという。

これを受けて外務省の杉山事務次官は、中国の程永華駐日大使に電話で抗議するとともに、再発防止を求めた。