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核は政治・経済の取引材料でない~労働新聞

2018年1月11日 17:07

アメリカのトランプ大統領は韓国と北朝鮮の閣僚級会談を受けて10日夜、韓国の文在寅大統領と電話会談し、「南北の対話が進行している間はいかなる軍事的行動もない」と伝えた。

韓国側の発表によると、トランプ大統領は文大統領に対し「南北の対話が進行している間は、いかなる軍事的行動もない」と伝えた。また、南北の対話が朝鮮半島の非核化のための米朝の対話にまでつながる可能性があるとの認識で一致したという。

トランプ大統領「南北会談で何が起こるか見てみよう」「願わくば世界にとっての成功となってほしい」

一方、11日付の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は「核抑止力は民族の生命であり、これを保有する限り平和が守られる」と強調。「核戦力は政治的・経済的な取引の材料ではない」として核を手放さない姿勢を示した。

また、平昌パラリンピック後までの延期が決まった米韓合同軍事演習についても、実施の中止を求めた。