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露疑惑 トランプ大統領、直接聴取に否定的

2018年1月11日 11:06

いわゆる「ロシア疑惑」をめぐり、アメリカのトランプ大統領は10日、特別検察官から大統領自身が直接聴取を受ける可能性は「低い」と述べ、否定的な考えを示した。

トランプ大統領「私が言えるのは(ロシアとの)共謀はないということだけ」「共謀はないし、誰もどのレベルでも共謀を発見していない時、聴取を受ける可能性は低いように思う」

大統領は10日、ノルウェーの首相との共同会見でこのように述べ、「ロシア疑惑」を捜査する特別検察官によって自らが聴取を受けることに否定的な考えを示した。

アメリカメディアはこれまで、大統領聴取の動きを取り上げ、有力紙ワシントン・ポストは大統領側近の話として、「数週間以内」に行われる可能性にまで言及していた。

今月6日には、聴取について「我々はオープンだ」と述べ協力する意向を示していたトランプ大統領だが、この日は一転、否定にまわった形。