対価より“共感と応援” 寄付型CFとは
国内最大の“寄付型クラウドファンディング”を運営するジャパンギビング代表理事・佐藤大吾氏は、2010年、社会的な問題解決などに向けて活動を行っている人や団体に、ネットを通じて寄付を募るスキームを構築し、運営をスタート。これまでに、25億円を超える支援の調達に寄与している。
――佐藤さん、寄付型クラウドファンディングは、普通のクラウドファンディングとは何が違うのでしょうか?
おそらく、一般の方はクラウドファンディングと聞かれると、例えばドローンを作りたいとか、モノづくりに関して資金を呼びかけていて、出してくださった金額に応じてドローンがもらえますよとか、そういった対価物があるようなイメージがあると思うんです。
ですが、寄付型は基本的に何ももらえない。本当に応援の気持ちだとか共感の中から、いくらかのお金を出して応援を届けていくという仕組みが、寄付型クラウドファンディングの特徴です。
――心からの応援が集まっているということですね。
【the SOCIAL guestより】