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4年前消息絶ったマレーシア機の捜索再開へ

2018年1月10日 21:34

「航空史上最大の謎」の解明につながるのだろうか?4年前に消息を絶ったマレーシア航空機について、マレーシア政府は、捜索を再開すると発表した。

2014年3月、乗客乗員239人を乗せたクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機は、予定の針路を外れ、消息を絶った。

インド洋南部に墜落したとみられ、12万平方キロの海域で捜索が行われたが、翼の一部は見つかったものの、機体そのものの発見には至らず、捜索は去年1月に打ち切られていた。

今回、海洋探査を行うアメリカの企業が捜索を申し出て、10日までにマレーシア政府との間で捜索を再開することで合意した。捜索は今月中旬に再開され、期間は90日間で、機体の残骸やフライトレコーダーなどが発見された場合にのみ費用が支払われるという。

今回の捜索でフライトレコーダーなどが発見されれば、行方不明になった原因の解明が進む可能性がある。