歌手の工藤静香（４７）が１０日、都内で行われたトリビュートミニアルバム「Ｓｈｉｚｕｋａ　Ｋｕｄｏ　Ｔｒｉｂｕｔｅ」のリリース記念イベントにサプライズで登場した。

　同アルバムは、工藤のソロデビュー３０周年を記念して男性声優７人が工藤の楽曲をカバーしたもの。
　この日のイベントには、アルバムに参加した声優の関智一、鈴村健一、谷山紀章、下野紘が駆けつけた。

　終盤、工藤と同じキーでレコーディングを行ったという谷山が収録曲「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」を歌唱。２コーラス目に入ったところで工藤が歌唱しながらステージ袖から突如現れると、会場からどよめきと大歓声がわき起こった。
　サプライズを聞いていなかった声優陣も目を丸くし、歌っていた谷山は「ハッピーニューイヤー！」と絶叫。憧れの工藤を前に「うまく言えないですけど、大好きです！」と大興奮で“告白”した。

　アルバムの感想を求められた工藤は「おうちで（ＣＤを）かけたんですが、とりあえず『萌え〜』っとしました」と、にっこり。「声優さんたちの感性は違うなと。（ファンの）皆さんの『萌え〜』の具合がすごくわかる！」と称賛した。
　今後の抱負を聞かれると、「愛絵理」というペンネームで作詞活動をしていることに触れ、「（作詞した曲が）全部で１０８曲くらいになった。ファンの皆さんから『そろそろ全部まとめたものを（リリースしてほしい）』という声があったので、ちょっとやりたいな」と答えた。