×

南北対話を前に、金杉局長が韓国側と会談

2018年1月8日 14:16

9日の韓国と北朝鮮の会談を前に、外務省の金杉アジア大洋州局長が韓国・ソウルで韓国側と会談を行った。北朝鮮に圧力をかけ続けていくための連携を呼びかけたとみられる。

金杉局長は8日午前、北朝鮮の核問題を担当する韓国外務省の李度勳朝鮮半島平和交渉本部長と会談を行った。

北朝鮮の平昌オリンピックへの参加などについて話し合う南北の閣僚級会談が9日午前10時から板門店で開かれるが、南北の歩み寄りが注目される会談を前に、北朝鮮の核放棄を導くため最大限の圧力を加えるという日本の立場をあらためて伝え韓国に連携を呼びかけたとみられる。

韓国統一省は8日、会談では南北の軍事的緊張の緩和や南北で離ればなれに暮らす「離散家族」の再会についても話し合う可能性があるとした。