アメリカのトランプ大統領は６日の会見で、北朝鮮の金正恩委員長との電話会談を望むかについて「もちろんだ。絶対にそうするだろう」と述べ、前向きな考えを示した。

トランプ大統領「（Ｑ．金正恩委員長との電話会談を望む？）もちろんだ。常に対話は有効だと信じる」「絶対にそうするだろう。全く問題はない」

また、金正恩委員長と前提条件なしで対話を行うのかとの質問に対しては「私は、そうは言っていない」と述べたほか、「我々は断固とした姿勢をとっている」と述べ、北朝鮮の非核化が対話の前提とする立場に変わりがないことを強調した。

さらに、９日に開催予定の韓国と北朝鮮との高官級会談については、「大きな始まりだ」と指摘、「オリンピック以外のことも話し合われることを望んでいる。適切な時期になれば、我々も関与する」と述べ、会談をきっかけに非核化に向けた対話が進むことに期待感を示した。

一方、トランプ大統領は、５日に発売された暴露本で自身の精神状態への疑問を呈され、大統領の資質が問われていることに反論した。

トランプ大統領「私は最高の大学に行き、とても優秀な学生だった」

また、ツイッターでは「私は非常に成功したビジネスマンからテレビスターになり、さらに、アメリカの大統領になった。賢いというより天才だ。非常に精神的に安定した天才だ」と自画自賛した。