昨年、賞レースで頭角を現したお笑いコンビ「吉田たち」が、２０１８年の“新しい進路”を示した。

　兄・ゆうへい、弟・こうへいの双子による兄弟コンビとして、２００７年に結成。関西方面を中心に活動している。
　２０１７年は１月に「第２回上方漫才協会大賞」で、２月に「第６回ｙｔｖ漫才新人賞」でそれぞれ優勝するなど最高のスタートを切ったが、こうへいは「いい年になるかなと期待したんですけど、（１２月に決勝大会が行われた）『Ｍ−１』の予選は早々に落ちまして…。“終わりよければすべて良し”って言うじゃないですか。終わりが悪かったので、すべて悪かった１年ですね」と厳しく自己採点した。

　その分、２０１８年にかける思いも強く、ゆうへいは「スタートダッシュを決めて、そのまま下がることなく走り抜けたい。どんどん東京の方にも来たいです。劇場はもちろん、メディアにも出て行きたい」と全国区を見据えてニヤリ。
　こうへいはＹｏｕＴｕｂｅの公式チャンネル「吉田たちチャンネル」を使っての“一手”を考えているそうで「そこに漫才を７０本くらい上げているんです。いろんな方に見ていただけるようになりたいなってことで、“ユーチューバー”になります。“ユーチューバー漫才師”として、誰もやったことのないことをやっていきたい」と、きっぱり。弟の提案にゆうへいは「大幅な路線変更…」と苦笑いだった。