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双葉町「ダルマ市」今年も仮設住宅で開催

2018年1月6日 18:50
双葉町「ダルマ市」今年も仮設住宅で開催

福島第一原発事故で避難が続く福島県双葉町の正月恒例のダルマ市が今年も避難先の仮設住宅で行われた。

「双葉町ダルマ市」は300年以上続く正月の伝統行事。福島第一原発の事故後もいわき市の仮設住宅で途切れることなく行われていて、6日も県内外に避難する町民らが集まった。

「双葉ダルマ」は、太平洋を表す青色で顔が縁取られているのが特徴で、祭りでは、恒例の「巨大ダルマ引き合戦」が行われ大勢が参加して引っ張り合っていた。

仮設住宅で開催されるのは今年が最後で、来年以降はいわき市内の復興住宅での開催を目指すという。