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九州北部豪雨から半年 千人以上が避難生活

2018年1月5日 10:24
九州北部豪雨から半年 千人以上が避難生活

40人が死亡し、2人が行方不明になるなど甚大な被害をもたらした九州北部豪雨から5日で半年。福岡県と大分県では今も約1200人が仮設住宅などで暮らしている。

豪雨から半年の5日、被災地は雨の朝を迎えた。去年7月に発生した九州北部豪雨では、福岡県と大分県で災害関連死1人を含む40人が死亡し、福岡県朝倉市では依然2人の行方が分かっていない。

福岡県と大分県では、今もなお約1200人が仮設住宅などで避難生活を続けていて、自宅に帰れる見通しはたっていない。

仮設住宅で暮らす人は―

「半年経ってみたら短いですね。災害のない年になってほしい、今年は…」

「ちょっとでも(復興が)進んでくれたら。みんなで本当に笑えるようになってくれたらなと思います」

豪雨から半年。住宅再建が大きな課題となる中、被災地では復興に向けた新しい年がスタートしている。