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第一生命“賃上げ一環”で従業員に株式付与

2018年1月5日 12:55
第一生命“賃上げ一環”で従業員に株式付与

生命保険大手の第一生命が、賃上げの一環として非正規を含む従業員約1万7000人に株式を付与することがわかった。

関係者によると第一生命では賃上げの一環として正規社員、非正規社員約1万7000人を対象に、業績に連動して自社株を付与するという。今年の7月からスタートする見込み。

さらに働き方改革として、業務時間を短縮した部署にはボーナスを上乗せする方針を固めた。労働時間を減らし、余裕ができた時間で新たな仕事で収益を上げた部署には夏と冬のボーナスで合わせて1人あたり平均3万円程度上乗せする方向。

企業では、大企業を中心に一律のベースアップだけでなく様々な形での賃上げを模索しており、春闘に向け、こうした動きがどこまで広がるか注目される。