ロシアのサンクトペテルブルクで起きた爆破テロ事件で、ロシアの捜査当局は３０日、容疑者を拘束したと発表した。

ロシア連邦保安庁は、２７日にサンクトペテルブルクのスーパーで爆発物が爆発し、１４人が負傷したテロ事件について、容疑者を拘束したと３０日、発表した。身元や動機などは明らかにされていない。

インタファクス通信は、捜査関係筋の話として、拘束されたのはサンクトペテルブルク在住で、民族主義者のグループに所属するドミトリー・ルキヤネンコ容疑者（３５）だと伝えている。

この事件を巡っては、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出したが、これまでのところ容疑者との関係についてはわかっていない。