×

「リベリアの怪人」が大統領選“勝利確実”

2017年12月29日 21:34

西アフリカのリベリアの大統領選挙で、「リベリアの怪人」と呼ばれたサッカーの元スター選手、ジョージ・ウェア氏が勝利を確実にした。

リベリアでは26日に大統領選挙の決選投票が行われ、開票率98.1%でウェア氏が61.5%を獲得し、勝利を確実にした。ウェア氏はサッカー選手時代にヨーロッパ各国のクラブチームで活躍した。「リベリアの怪人」とも呼ばれ、1995年にはFIFA(=国際サッカー連盟)の年間最優秀選手にも選ばれた。

リベリアは最貧国の1つで、内戦やクーデターが相次いだほか、去年まで2年あまり、エボラ出血熱の大流行にも苦しんできた。ウェア氏はツイッター上で「任務の重大さ、責任を感じている」とコメントしている。