今年もあとわずか。ツイッターでは「大掃除」というキーワードの投稿数が１週間前から３倍以上に増えています。そこで今回のテーマは「簡単＆手軽にできる大掃除」。特にキッチンの面倒くさいあの部分をピンポイントできれいにしちゃいます。

まずはキッチン掃除の厄介者「換気扇」。特に、換気扇についているフィルターの掃除は、油汚れでギトギトしていたりして、煩わしいですよね。そんな汚れをきれいに掃除できる方法があります。

その方法とは、重曹を粉のまま、まんべんなく振りかけるというもの。そして、３、４時間ほど放置して、ブラシでこするんです。油分を分解する重曹の性質を利用しているので簡単に汚れが落ちるんですね。ただし、あまり強くこするとフィルター本体が、傷ついてしまうので注意してください。

また、掃除が面倒な場所といえば「排水口」。ぬめりや臭いなども気になりますよね。そんな排水口にも重曹が活躍。多くの水回り掃除を行ってきたハウスエイトクリーニングの三宅さんによると―

まず、排水口に大さじ１くらいの重曹をかけます。次に、お酢をかけて、重曹が泡立ち始めたらいったん止めて、泡がなくなったタイミングで、ブラシを使うとぬめりが取れるんです。

重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れなどと中和してぬめりが落ち、お酢の消臭作用で雑菌などの臭いをとることができるんです。ちなみに、アルミホイルを排水口に入れると、気になるぬめりが発生するのを減らすことができるんです。

時間がない方も、重曹を活用して、効率的に大掃除。ぜひ試してみてください。