国連の安全保障理事会で新たに採択された北朝鮮への制裁決議について、中国外務省は「適度な制裁強化だ」と評価した上で、平和的な外交手段で問題解決すべきだとあらためて強調した。

中国外務省・華春瑩報道官「決議は制裁措置を適度に強化するが、北朝鮮庶民に不利な影響は与えない」

中国外務省の華春瑩報道官は、２５日の会見で、新たな制裁決議を評価した上で、「平和的な外交手段によって問題を解決すべきだ」と、これまでの中国側の立場をあらためて強調した。

さらに「関係各国が緊張を緩和するために積極的役割を果たすことを期待する」と述べ、圧力強化を訴えるアメリカをけん制した。