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出生数100万人割れ、人口11年連続減少

2017年12月22日 17:06
出生数100万人割れ、人口11年連続減少

今年生まれた赤ちゃんの数が2年連続で100万人を割り、日本の人口が11年連続で減ったことがわかった。

厚労省が10月までのデータをもとに推計したところ、今年1年間に生まれた赤ちゃんは、過去最少の94万1000人だった。2年連続で100万人を下回り、去年よりも3万6000人減った。

減少の背景には、出産適齢期とされる25歳から39歳の女性の人口が減少しているほか、仕事と子育ての両立が難しい状況があるものとみられている。

一方、亡くなった人は推計134万4000人で去年よりも3万6000人増えた。

日本の人口は、去年よりも40万3000人減り、11年連続で減り続けた。また、結婚は60万7000組と推計され、5年連続で減少し、戦後最少となった。