退位準備へ 35億6000万円の予算計上
天皇陛下の退位に向けた準備について、来年度にまず35億6000万円の予算が計上されることが決まった。
宮内庁によると、来年度、天皇陛下の退位に向けた準備として必要な経費は35億6000万円で、内訳は、両陛下が仮住まいされる高輪皇族邸の改修工事や御所、東宮御所、秋篠宮邸の工事の設計など住まいの関係に17億3000万円、今後の儀式に必要な装束や物品の調達などに16億5300万円、などとなっている。
また、新しい皇室の体制が始まる再来年の5月に向けて、来年度から宮内庁の職員を17人増員することも決まった。