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石油価格と金利上昇で買い ダウ55ドル高

2017年12月22日 8:12

21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、金利の上昇と石油価格の上昇によって金融関連株やエネルギー関連株が買われた。ダウ平均株価は55ドルあまり値を上げて取引を終えている。

21日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比55ドル64セント高の2万4782ドル29セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も4.40ポイント上げて6965.36で取引を終えている。

この日は、長期金利が高止まりしたことで、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融関連株が買われた。また、石油価格の上昇によって、シェブロンなどのエネルギー関連株にも大きく買いが入った。

一方、航空大手のボーイングは、ブラジルの航空機メーカーの買収協議に入ったことが伝えられ、目先の財務状況への警戒感から売られている。

市場関係者は「税制改革の影響も市場に出てきていて、特に不動産や公益部門などには期待の買いが入るようになっている」と話している。