ネットショッピングの「詐欺サイト」が横行
ネットショッピングの「詐欺サイト」が横行しているとして、警察庁などが、注意を呼びかけている。
警察庁と日本サイバー犯罪対策センターによると、ネットショッピングの「詐欺サイト」で、代金を支払っても商品が届かないなどの被害が相次いでいるという。
今年7月以降の半年で、1万9800件以上の偽サイトが確認され、サイトに記載された不審な口座に約2億4000万円が振り込まれていたという。
「詐欺サイト」は、検索サイトで商品を検索すると上位に表示され、クリックすると、自動的に正規のショッピングサイトを模倣した「詐欺サイト」に転送される。
警察庁などでは、サイトに代表者の名前や連絡先が書かれていなかったり、振込口座が個人名義となっていたりするなど、不審な点がないか確認するよう呼びかけている。