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翁長知事“これまでにない抜本的な対策を”

2017年12月19日 21:54
翁長知事“これまでにない抜本的な対策を”

沖縄のアメリカ軍は、普天間基地所属の大型ヘリコプター「CH-53」が小学校のグラウンドに窓を落とした事故から6日ぶりに、同型機の飛行を再開した。

普天間基地では19日正午過ぎから、CH-53が相次いで離陸した。この事故は今月13日、普天間基地所属のCH-53が、小学校のグラウンドに窓を落としたもの。

アメリカ軍は事故後、同型機の飛行を見合わせていたが、18日までに事故原因は「人的ミス」で、機体に問題はないとする調査結果をまとめた。

一方、沖縄県の翁長知事は飛行再開を強く批判したうえで、普天間基地所属の航空機の事故を防ぐため、「これまでにない抜本的な対策」を日本政府に求めたいと強調した。

翁長知事「今後事故が繰り返された場合の責任は米軍はもとより日本政府にもあると言えます」

事故からわずか6日での飛行再開に、地元の怒りは高まっている。