三菱電線工業 新たにデータ改ざんが判明
三菱マテリアルは子会社の三菱電線工業で新たなデータ改ざんが判明したと発表した。
三菱電線で新たに改ざんが明らかになったのはモーターなどのコイルに使われる「平角マグネットワイヤ」。
去年12月から1年間を対象に調査した結果、一部製品の寸法データなどを書き換えていたことが判明したという。問題のあった製品は5つの会社に出荷しており、現在、安全性の確認を進めているという。
また三菱電線は既に、データの改ざんが明らかになっているシール材と呼ばれるゴム製品について、必要な検査の一部を実施していなかったことが新たに判明したと発表した。
これまで問題のある製品の出荷先は229社と発表していたが、さらに広がる可能性があるとしている。