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台風26号 フィリピンで1万人以上が避難

2017年12月17日 15:06

台風26号が16日、フィリピン中部のサマール島に上陸し、大雨による洪水や地滑りで3人が死亡したほか、1万人以上が避難する事態になっている。

フィリピンの東の海上で発生した台風26号は、16日午後、フィリピン中部のサマール島に上陸した。沿岸部では高波が発生し、民家を直撃した。

ロイター通信や現地メディアによると、サマール島やレイテ島など各地で大雨による洪水や地すべりが発生し、少なくとも3人が死亡した。街中の道路が冠水しているほか、床上浸水の被害が出ていて、1万人以上が避難を余儀なくされているという。

サマール島やレイテ島では、2013年にも台風による被害で8000人が死亡している。