×

米軍ヘリ“7.7キロの窓”落下 児童ケガ

2017年12月14日 2:43
米軍ヘリ“7.7キロの窓”落下 児童ケガ

 13日午前、沖縄のアメリカ軍普天間基地に隣接する小学校のグラウンドに、アメリカ軍のヘリコプターの窓が落下し、児童1人がケガをした。

 宜野湾市などによると、13日午前10時すぎ、普天間基地に隣接する普天間第二小学校のグラウンドに、縦横約90センチ、重さ7.7キロのヘリコプターの窓が落下した。当時、グラウンドでは体育の授業が行われていて、窓が落下した際に飛び散った小石で4年生の男子児童1人が左腕に軽いケガをしたという。

 アメリカ海兵隊の第3海兵遠征軍はプレスリリースを出し、「CH-53の窓が小学校に落下した」と発表した。その上で「今回の事故で地域に不安をもたらしたことを謝罪します」と述べ、地元当局とともに事故原因を調査しているとしている。

 普天間基地の周辺では、今月7日にも保育園の屋根にCH-53の部品が落下していて、相次ぐ事故に、アメリカ軍機の飛行中止を求める住民の声が高まる可能性がある。