オーストリアにある天然ガス施設で１２日、爆発があり、１人が死亡、２１人がケガをした。

　爆発があったのは、オーストリア東部にある天然ガス施設。白い煙とともに、真っ赤な炎が高く上がり、火柱となっている。爆発による火の勢いが強いことが分かる。

　ロイター通信などによると、この事故で１人が死亡、２１人がケガをしたという。爆発の原因は技術的なトラブルとみられているが、詳しいことは明らかになっていない。

　この天然ガス施設は、ロシアなどから集まった天然ガスを、パイプラインを通じてヨーロッパ各国に供給している。事故の影響で各国への供給は一時ストップしたが、その後、運営会社は全ての輸送ラインが復旧したと発表している。