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米国務長官発言に菅長官“方針変更なし”

2017年12月13日 15:58

 アメリカのティラーソン国務長官が北朝鮮と「前提条件なしに対話をする用意がある」と述べたことについて、菅官房長官は「対話のための対話はしない」という、これまでのアメリカ政府の方針に変更はないとの認識を示した。

 菅官房長官「北朝鮮への圧力を最大限まで高めていくことを含め、首脳間の考え方は100%一致している、このことが確認されています。北朝鮮に関する考え方に変更はないということを(ホワイトハウスは)発表してますから、その通りだと思います」

 菅長官はまた、「日本としては、アメリカと緊密に連携しながら、北朝鮮への圧力を最大限まで高めていく政策に変わりはない」と強調した。

 政府高官は、今回の発言は「ティラーソン長官のスタンドプレーではないか」との見方を示し、トランプ大統領と考えが異なることについて「深刻な問題だ」と話している。