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クリスマス時期狙い自爆テロ計画…NY爆発

2017年12月12日 10:23

 アメリカ・ニューヨークの中心部で11日、爆発テロ事件が起き、3人がケガをしている。拘束された男は「過激派組織『イスラム国』の影響を受けた」と話しているという。現地から平本記者が伝える。

 事件は現地時間の11日午前7時20分頃、朝の通勤ラッシュの時間帯に起きた。爆発物を身につけた男が起爆装置を作動させようとした際に起きたとみられる。

 アメリカ・NBCテレビが事件の瞬間として報じた映像では、通路の奥で爆発が起き、白い煙がたちこめ、人々がその場から離れる。煙がおさまると中央に人が倒れているのもわかる。この事件で3人がケガをしたという。

 目撃者「バーンという音が最初して、次に煙が見えたので逃げた。そして、周りのみんなも一緒にここまで逃げてきた」

 NBCテレビなどによると、拘束された男はバングラデシュ出身で27歳のアカイド・ウラ容疑者で、警察の調べに「『イスラム国』の影響を受けた」と話しているという。

 さらに「爆発は1人で計画し、自爆テロをするつもりだった」と話し、クリスマスの時期を狙って犯行に及んだという。

 警察はテロ事件とみて家宅捜索をするなど事件の背景を詳しく調べている。