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五輪に向け 空港ロボット実証実験へ

2017年12月12日 20:35
五輪に向け 空港ロボット実証実験へ

 東京オリンピック・パラリンピックに向け、ロボットが空港で活躍するための実証実験が始まる。

 東京・羽田空港の第1ターミナルに登場したのは、警備ロボット「Reborg-X」。ロビーに不審物がないかなどをチェックするロボットで、ターミナルが閉鎖され、照明が消える夜間でも活動することができる。

 また、一見、スーツケースのようなロボットは、空港を訪れた人の手荷物を最大100キロまで載せることができ、人が歩くスピードに合わせて移動する。

 羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングは、こうしたロボットが安全に活躍するための実証実験を来年2月まで行う予定で、東京オリンピック・パラリンピックが行われる2020年までの実用化を目指している。