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ロシア外相「あらゆる合意に反している」

2017年12月9日 3:55

 ロシアのラブロフ外相は8日、アメリカがエルサレムを「イスラエルの首都」と認定したことについて、「これまでのあらゆる合意に反している」と厳しく批判した。

 ラブロフ外相「(アメリカの発表は)これまでのあらゆる合意に反している」

 ラブロフ外相は、さらに、アメリカ大使館をエルサレムに移転することは、「パレスチナ問題の解決を困難にする」と指摘。7日に行われたアメリカのティラーソン国務長官との会談で説明を求めたという。

 また、北朝鮮のミサイル発射については、「アメリカが挑発して北朝鮮を冒険に走らせた」と述べ、アメリカによる軍事演習が引き金になったとの見方を示した。

 その上で、「対話を再開する条件づくりが難しくなった」として、アメリカの対応を批判した。