ロシア外相「あらゆる合意に反している」
ロシアのラブロフ外相は8日、アメリカがエルサレムを「イスラエルの首都」と認定したことについて、「これまでのあらゆる合意に反している」と厳しく批判した。
ラブロフ外相「(アメリカの発表は)これまでのあらゆる合意に反している」
ラブロフ外相は、さらに、アメリカ大使館をエルサレムに移転することは、「パレスチナ問題の解決を困難にする」と指摘。7日に行われたアメリカのティラーソン国務長官との会談で説明を求めたという。
また、北朝鮮のミサイル発射については、「アメリカが挑発して北朝鮮を冒険に走らせた」と述べ、アメリカによる軍事演習が引き金になったとの見方を示した。
その上で、「対話を再開する条件づくりが難しくなった」として、アメリカの対応を批判した。