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北朝鮮との会談内容聴取で、安保理開催へ

2017年12月7日 14:37

 国連は6日、北朝鮮を訪問しているフェルトマン事務次長から、帰国後に北朝鮮高官との会談内容を聞くため、安全保障理事会を開く方針を固めた。

 北朝鮮とアメリカの緊張が高まるなか、平壌入りしている国連の政治部門のトップであるフェルトマン事務次長は、6日、北朝鮮の外務次官と意見交換を行った。8日までの滞在中に、李容浩外相ら政府高官との会談を予定している。

 複数の国連関係者はNNNの取材に対し、フェルトマン事務次長が帰国した後の来週に、直接会談内容を聞くため、安保理を開催する事を明らかにした。15日に開かれる北朝鮮の核問題を議題とする閣僚級会合か、その前の日程で調整している。

 フェルトマン事務次長は北朝鮮側に、核・ミサイル開発など挑発行為をやめるよう呼びかけているとみられ、北朝鮮側の回答を見極め安保理は今後の対応を協議していく方針。