国連のフェルトマン事務次長が５日から北朝鮮を訪れ、李容浩外相ら政権幹部と会談する予定。緊張の緩和につながるか注目される。

　国連は政治問題を担当する部局のトップ・フェルトマン事務次長が５日から４日間の日程で北朝鮮の平壌を訪れると発表した。政治担当トップの北朝鮮訪問は７年ぶりだという。

　国連事務総長報道官「フェルトマン氏は国連と北朝鮮との共通の利害や懸念について意見交換する」

　北朝鮮の国連関係者によると、フェルトマン事務次長は李容浩外相や複数の政権幹部と会談する予定で、核・ミサイル問題などをめぐり意見交換をするとみられる。この関係者は「北朝鮮の考えを国連幹部に直接伝える機会を生かしたい」と話している。

　北朝鮮情勢が緊迫する中、局面転換につながるか注目される。