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北ICBM 大気圏再突入時に弾頭分解か

2017年12月3日 21:16

 アメリカのCNNテレビは2日、北朝鮮が先月発射した新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)について、大気圏への再突入の際に弾頭が分解したとみられるとの見方を伝えた。

 CNNテレビによると、北朝鮮が先月29日に発射した新型のICBM「火星15型」について、アメリカの当局者は「大気圏再突入に問題があった」と指摘した。ミサイルの弾頭部が、大気圏への再突入の際に分解したとみられるという。

 北朝鮮メディアは「火星15型」についてアメリカ全土を攻撃できると主張し、発射実験の成功を祝う大規模な大会の様子も伝えている。しかしこの当局者は、北朝鮮がミサイルの誘導などに加えて、大気圏再突入技術でもまだ課題を抱えているとの見方を示した。