×

米韓、4日から合同軍事演習 北朝鮮は反発

2017年12月3日 1:07

 北朝鮮が核・ミサイル開発を進める中、アメリカ軍と韓国軍は4日から韓国で戦闘機などによる合同軍事演習を行う。北朝鮮の外務省は2日、これに反発する声明を発表した。

 アメリカ軍と韓国軍は4日から5日間、韓国の空軍基地で空中戦の合同演習を行う。毎年行われる定例の演習だが、北朝鮮情勢の緊迫を受けて今年はアメリカの最新鋭の戦闘機F22やF35など航空機およそ230機が参加し、過去最大の規模で行われる。

 弾道ミサイルの移動式発射台を攻撃する訓練も行われ、米韓の連携を強化する実戦的な演習となる。

 一方、北朝鮮の外務省は2日、報道官の声明を発表し、この演習について「一触即発の朝鮮半島情勢を爆発に追い込もうとしている」と反発。「朝鮮半島と全世界が核戦争に巻き込まれるなら、その全責任はアメリカが負うべきだ」と威嚇した。