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北で祝賀大会「米を地球上からぶっ飛ばす」

2017年12月2日 17:33

 北朝鮮で1日、新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)「火星15型」発射実験の成功を祝う大会が開かれ、演説を行った幹部は、「アメリカを地球上から跡形もなくぶっ飛ばしてやる」と威嚇した。

 朝鮮中央テレビは、「火星15型」の発射実験の成功を祝う大規模な大会が1日、平壌で開かれたと伝えた。北朝鮮は「火星15型」をアメリカ全土を攻撃できるICBMだと主張していて、演説を行った朴永植人民武力相は、「アメリカが朝鮮の地に核戦争の雲をもたらすならば、アメリカを地球上から跡形もなくぶっ飛ばしてやる」と威嚇した。

 大会には金正恩委員長の姿はなかったものの、北朝鮮としては「国家核武力の完成」を強調し、祝賀ムードを高めることで、国内の結束を強める狙いがあるとみられる。