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核問題で北と対立…中国副首相が異例の発言

2017年12月2日 6:50

 公明党の山口代表と会談した中国共産党の最高指導部メンバーが「核問題のため中国と北朝鮮は対立している」と述べたという。中国の要人が北朝鮮との関係悪化を認めるのは異例。

 中国共産党が主催する世界の政党の会議に出席している山口代表は1日、習主席に安倍首相の親書を手渡した上で、来年の訪日を要請した。

 また、これに先立ち行われた汪洋副首相との会談で、北朝鮮問題で協力を要請した山口代表に対し、汪洋副首相が「北朝鮮の核保有によって中国も最大の被害者になるかもしれない」と発言。さらに、中朝関係について「核問題のために現在、双方の立場は対立している」と異例の言及をしたという。