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成田山新勝寺 大しめ縄づくり佳境迎える

2017年12月1日 14:22
成田山新勝寺 大しめ縄づくり佳境迎える

 1日から師走。今年も残すところ1か月となった。毎年、初詣に多くの人が訪れる千葉県の成田山新勝寺では、参拝者を迎える大しめ縄づくりが佳境を迎えている。

 成田山新勝寺の大しめ縄は、毎年この時期に寺の職員らが、周辺の農家から集めて選んだ2500束のワラを使い、「照範じめ」とよばれる新勝寺独特の技法で編み上げる。

 この大しめ縄は、江戸時代に五穀豊穣(ほうじょう)を願って作ったのが始まりとされ、稲穂をつるしたように見えるのが特徴。

 完成すれば長さ6.6メートル、重さは200キロにもなり、年末年始に大本堂の前に飾りつけられ、大勢の参拝者たちを迎える。