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NYダウ 史上初の2万4000ドル突破

2017年12月1日 8:01

 11月30日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は取引時間中・終値ともに史上初めて2万4000ドルの大台を突破した。トランプ大統領も“自画自賛”の反応をしている。

 景気への好影響が期待されるトランプ政権の税制改革法案について、11月30日、共和党の有力上院議員が賛成する意向を示したと伝えられた。これを受けて、ダウ平均株価は取引開始直後に史上初となる2万4000ドルの大台を突破した。

 トランプ大統領はツイッターに「大統領選で民主党が勝っていたら、株価や経済指標は今の半分だっただろう」と“自画自賛”のつぶやきを投稿している。

 上げ幅は一時、今年最大の400ドルに迫ったほか、終値でも前日から330ドル以上値を上げ、2万4272ドル35セントと過去最高値を更新している。

 ただ、ティラーソン国務長官の更迭報道や、北朝鮮への対応など政治的なリスクもあり、市場関係者は「調整も入りやすい局面だ」と話している。