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北メディア「火星15型」発射時の写真公開

2017年11月30日 13:17

 北朝鮮の国営メディアは30日朝、新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)「火星15型」が29日、発射された際の写真を公開した。

 朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は48枚の写真を掲載し、29日の「火星15型」の発射を伝えた。金正恩委員長が現場を訪れ、移動式発射台とミサイルを視察した。

 写真では、発射された「火星15型」が、オレンジ色の炎を噴き出しながら、まっすぐ上昇していく様子が確認できる。金委員長は満面の笑みを見せ、「新しく開発した火星15型の発射に初回で成功したことに喜びを禁じ得ない。満足の上に大満足だ」と話したという。

 一方、韓国軍の担当者は30日の会見で、「火星15型」について、7月に2度発射されたICBM「火星14型」とは弾頭の形や大きさなどに明確な差があるとしている。また、技術的な進展もあり「新型」との見方を示している。