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米軍「北ICBMは3段式ミサイル」と分析

2017年11月30日 9:45

 北朝鮮が29日に発射したICBM(=長距離弾道ミサイル)について、アメリカ軍がこれまでとは異なる「3段式ミサイル」だったと分析していることがわかった。

 アメリカ・NBCテレビによると、北朝鮮が発射した弾道ミサイル「火星15型」について、アメリカ軍の高官は、液体燃料を使った3段式ミサイルだったとの分析を明らかにしたという。北朝鮮が過去に2回発射したICBMはいずれも2段式だったが、3段式にすることで飛距離を伸ばすことができる。

 一方、北朝鮮は「アメリカ全土を攻撃できる」と主張しているが、アメリカの情報機関の高官は、今回、通常よりも高い角度で発射されたことから、実際にアメリカを攻撃する際に必要な大気圏への再突入技術を完全に獲得したかは判断できないとしている。