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“介護ダンス”に“アイドル”登場のワケ

2017年11月28日 14:52
“介護ダンス”に“アイドル”登場のワケ

 世界ゆるスポーツ協会が企画・監修を務め、澤田智洋氏が作詞・作曲をしたダンスが話題になっている。テーマは「介護」。一体どんなダンスなのだろうか。

 “介護の世界に歌と踊りで笑顔を”それが“プラスダンス”だ。これまでの介護現場では、体を動かすことが単調で“楽しむ”ことができなかった。しかしプラスダンスでは、歌と踊りといったユーモアをプラスすることで、お年寄り自らが自然に楽しみながら体を動かせるように作られている。

 さらにプラスダンスのポイントは“介護アイドル”の存在。若山さんと上条さんは、現役の介護士さんだ。大変というイメージが強い介護業界にアイドルをつくることで介護の仕事に興味をもってもらう目的もあるという。

 上条さん「介護の仕事が楽しい、確かにそのアピールも必要だし、していきたいけど、今回のプラスダンスは高齢者でもこんなに楽しめるんだっていうのをPRできたらいいなと思っています」

 この日の参加者も、初めて踊るにもかかわらず、楽しそうに踊っていた。

 上条さん「いつもの体操より楽しかった?」

 参加者「楽しいね!うれしいよ!」

 上条さん「明日からラジオ体操とセットでこのダンスやるね」

 参加者「やりますね!」

 プラスダンスは振り付け通りに踊ることよりも、踊っている本人が“楽しむこと”が一番大事ということだ。


【the SOCIAL viewより】