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沖合に“北朝鮮”木造船が漂流 石川

2017年11月27日 21:13
沖合に“北朝鮮”木造船が漂流 石川

 石川県珠洲市の沖合で27日朝、北朝鮮のものとみられる木造船1隻が漂流しているのが見つかった。

 27日朝、石川県珠洲市の海岸で付近を歩いていた人から、「沖に木造船らしきものがある」と、警察に通報があった。海上保安部は、海上で漂流している船を発見。その後、市内の漁港に運び、警察と合同で船を調べた。

 木造船は全長およそ12メートルで幅は2.65メートル。中には水がたまった状態で、人の姿は確認されていない。また、船にはハングルが書かれたタバコや発泡スチロール製の浮きなどが残されていたという。

 海上保安部では今後、船を陸に揚げて、中をさらに詳しく調べることにしている。

 日本海側では今月、新潟県や秋田県の海岸に北朝鮮のものとみられる木造船が相次いで漂着していて、この船も北朝鮮から来た可能性が高いとみられている。