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エジプトのモスク襲撃 死者300人超に

2017年11月26日 1:14

 エジプト東部のシナイ半島で、イスラム教の礼拝所・モスクが襲撃されたテロは、死者数が300人を超えた。一方で、事件は過激派組織「イスラム国」の傘下の組織によるテロの可能性が強まっている。

 この事件は、シナイ半島のアリーシュ近郊で24日、武装集団が集団礼拝中のモスクを襲撃したもの。国営メディアによると、検察当局は25日、死者数が305人にのぼると発表した。

 一方、武装集団は25人から30人で、「イスラム国」の旗を掲げていたということで、シナイ半島を拠点とする「イスラム国」傘下の組織による犯行の可能性が強まっている。

 男らは軍の兵士のような服装で車5台でやって来ると、モスクの扉や窓のところに立ち、銃を乱射したということで、周到な準備の上で犯行に及んだとみられる。