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エジプトでモスク襲撃 金曜礼拝で多数参集

2017年11月25日 7:40

 エジプト東部のシナイ半島で24日、イスラム教のモスクが襲撃され、少なくとも235人が死亡した。

 エジプトの国営メディアによると、シナイ半島のアリーシュ近郊で24日、武装した男らがイスラム教のモスクを襲撃し、少なくとも235人が死亡、100人以上がケガをした。

 事件当時、モスクには金曜日の集団礼拝で多くの人が集まっていて、男らは爆弾を爆発させた後、礼拝に来ていた人々に向けて発砲したという。今のところ、犯行声明は出ていない。

 事件を受けて、シシ大統領は演説を行い、テロとの見方を示した上で、テロと戦う姿勢を強調した。

 シナイ半島には、過激派組織「イスラム国」傘下の組織の拠点があり、軍や警察を標的にした攻撃を繰り返している。