独メルケル首相、第2党SPD党首と会談へ
ドイツの連立政権樹立に向けた協議が決裂した問題で、メルケル首相が来週、第2党のSPD(=社会民主党)の党首と会談を開くことが明らかになった。
ドイツ連邦議会をめぐっては、メルケル首相率いるCDU・CSU(=キリスト教民主・社会同盟)が目指していた自由民主党など3党による連立協議が決裂し、再選挙の可能性が高まっていた。
前の政権で連立を組んだSPDは9月の総選挙で大敗し、連立への不参加を表明していたが、24日、党の関係者が政治の停滞を回避するため、協議に応じる意向を明らかにした。
現地メディアによると、来週、ドイツの大統領同席のもと、メルケル首相とSPDのシュルツ党首との会談が開かれる予定。
2大政党が歩み寄れなければ再選挙は避けられないとの見方が広がっており、交渉が大連立政権につながるのか注目される。