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慰安婦像承認で大阪市長「姉妹都市を解消」

2017年11月23日 19:16
慰安婦像承認で大阪市長「姉妹都市を解消」

 アメリカ・サンフランシスコ市長が、慰安婦像の寄贈を承認したことを受け、大阪市の吉村市長は、姉妹都市関係を解消するとのコメントを発表した。

 慰安婦像は、中国系の市民団体が今年9月に設置しサンフランシスコ市に寄贈を申し出ていたもので、市議会は今月14日受け入れる決議を採択していた。リー市長は、10日以内に拒否する権限があったが、22日、受け入れを承認し、慰安婦像は市の所有となった。

 サンフランシスコと60年前から姉妹都市関係にある大阪市の吉村市長は23日午後、「信頼関係は消滅したと考える」「12月中には姉妹都市解消の手続きを完了させたい」とのコメントを発表した。