×

落石で観光客や住民ら約60人孤立 西条市

2017年11月22日 16:58
落石で観光客や住民ら約60人孤立 西条市

 22日午前、愛媛県西条市の県道で大規模な落石があり、観光客や住民など約60人が孤立状態となっている。

 22日午前10時半頃、西条市中奥の県道で、高さ20メートル・幅20メートルにわたる大規模な落石があり、道路を完全に塞いだ。

 この落石によるけが人はなかったが、この道路は「石鎚登山ロープウェイ」乗り場に向かう県道で、観光客や住民など約60人が孤立しているという。

 松山地方気象台によると、石鎚山に設置された雨量計では21日から22日午前11時にかけて雨は観測されていないが、先月1か月の雨量は579ミリと平年を400ミリ程度上回っていた。

 県は雨による地盤の緩みが原因ではないかとみている。現在、落石の撤去作業を行っているが復旧のメドは立っていない。