×

米駐日大使、大統領の訪日「大成功だった」

2017年11月17日 22:18

 アメリカのハガティ駐日大使は17日に都内で会見し、トランプ大統領の日本訪問は「大成功だった」と成果を強調した。

 日本記者クラブで会見したハガティ駐日大使は、トランプ大統領の日本訪問について、安全保障や貿易問題で進展があり、「日米関係がこれほど緊密だったことはない」と成果を強調した。

 ハガティ駐日大使「(日本を離れる際)大統領は専用機に乗り込む前、私に『この国には素晴らしいチャンスがある。それを最大限生かすように』と言った」

 ハガティ大使はこのように述べ、トランプ大統領がアメリカに利益をもたらす日本の可能性に期待していることを示唆した。

 また、ハガティ大使は、トランプ大統領が日本に対する貿易赤字に懸念を表明したことをあらためて強調した。

 ハガティ駐日大使「トランプ大統領は、貿易赤字が続くことに大きな懸念を示している。日本の市場がもっと開かれるよう両国で取り組んでいかなければならない」

 一方で、北朝鮮問題では、アジア歴訪で各国と意見交換し、成果があったとした。

 ハガティ駐日大使「我々の目的は朝鮮半島の非核化だ。トランプ大統領は今回の歴訪で、この目的を達成するため大きな前進をした」

 その上でハガティ大使は、圧力強化について各国の支持を得たと強調した。