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難民に眼鏡を…「富士メガネ」に国際協力賞

2017年11月16日 22:21
難民に眼鏡を…「富士メガネ」に国際協力賞

 国際協力活動の分野で功績があった個人や団体などを表彰する「読売国際協力賞」の贈賞式が行われ、難民に眼鏡を無償で提供する活動を続けてきた株式会社「富士メガネ」が受賞した。

 北海道に本社を置く「富士メガネ」は、1983年以降、30年以上にわたり、タイやネパールなどの難民キャンプで視力検査を行い、眼鏡を無償で提供する活動を続けてきた。

 贈賞式には河野外相も出席し、富士メガネについて「こうした日本企業によるきめ細やかな活動は、難民・国内避難民の支援を一層、効果的にする」と述べ、功績をたたえた。

 富士メガネの金井会長は、「この活動は、私に生きる力とエネルギーを与えてくれる」と話し、来年以降も活動を続けていく決意を強調した。