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「都政に専念」小池氏、希望の党代表を辞任

2017年11月14日 22:08
「都政に専念」小池氏、希望の党代表を辞任

 希望の党の小池代表は14日、「国政は国会議員に任せたい」などとして党代表を辞任した。

 辞任の理由について小池代表は、都知事として都政に専念する考えを強調したが、一方で特別顧問などの形で党への関与は続ける考えを示している。

 衆議院選挙の後も「創業の責任もある」として辞任しない考えを示していた小池代表の突然の辞任について結党メンバーの議員は、「国政を投げ出すなんてがっかりだ」と話している。

 一方、別の関係者は「総選挙で50議席しか取れなかった時点でこの結論は見えていた。国政政党の代表を続ける意味がなくなったんだろう」と語るなど、党を立て直す道のりはなお険しいものとなりそうだ。

 なお、後任の代表には、玉木雄一郎共同代表が就任した。また幹事長には古川元久元国家戦略担当相、国会対策委員長には泉健太衆議院議員が決まった。